「想像ごっこ」


ある夜、コオロギの声を聴きながら、
私はこんな事を考えました。

「何でも良いからイメージして下さい」と言われたら、
人は何をイメージするのか? 


お題も無い中、一体何が浮かぶのでしょう?  
漠然とした何か? 記憶の断片?
無意識? 意識的?.........ちょっと試してみますか?

では、何も考えず静かに目を閉じ、
のんびりと「出現」を待つとしましょう。 
闇の中に現れるのは何かしらん?


   
「・・・?・・・」 


・・・・いかがでした?
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●漠然としたものも含め、何か思い浮かんだ方へ。

 おめでとうございます。
 世に無い物をイキナシ見た貴方は天才かも知れません。
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●「何も思いうばないけどな?
・・・でも何か気分がサッパリした様な・・・」という方。

 おめでとうございます。
 貴方はきっと「空(くう)」を見たのでございます。
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私も数回やってみました。私の場合、
目を閉じ心が安らぐのを実感すると、
まず「一つの物体」がおぼろげに姿を現しました。
(それらは現実的で、近い記憶に左右されてる様でした)

しかし!
そこから先はあっという間に枝分かれし、
新旧のランダムな記憶の断片がウワ?っと繋がって
何かしら「舞台」を形成していく様でした。
そうやって仮想の光景が出来てくる感じは、
脳の複雑な配線と膨大な情報量をかいま見るようです。

また、意識的に落ち着かない気持ちを作り、
強く目を閉じて空想する実験?も してみましたら、
(これは少し疲れた)
明らかに質感の違う何かが現れ、
私の場合、舞台はあまり大きく育ちませんでした。

当たり前かも知れないけれど、
私の脳のタイムマシンは過去(記憶)に行きたがります。
人が何か新しいモノを創る時、
直感がとかく神聖視されますが、
直感とは記憶の産物なのかも知れない。
過去の記憶が有るから人は未来を作るのかもなあ・・・


※ 空想実験をしたその晩、
私は記憶に無い物?だらけの「奇妙な夢」を見ました。
あれは副作用だったのか?



さて実験に戻りましょう。
例えば「黄色い」というお題が一つあったらどうでしょう? 

見えるものが急に増えてくるのではないでしょうか? 
いかがでしょう? 


「・・・・?・・・・・」


嗚呼.....
私には「オカメインコと練りがらし」が見えました。

オカメは首を上下させ、楽しげに踊り歌い
「ハウスねりがらし」のチューブの回りを左回りに回っていました。
すると、何処からともなく謎の原住民が徐々に集まり、
どんどん踊りの輪は大きくなり、
何百人もの人々が「ハウスねりがらし」を崇め奉り、
口々に何か唱え始めました。
地面を足でズリズリする音が不気味に轟きました。
舞台は遠く、どこかのサバンナの様でした。
始め昼だった舞台はいつしか深夜となり、
松明があちこちに見えました。 
次に舞台を空から見た図になり、
中心をクローズアップしてよ〜く見ると、
相変わらず、オカメは楽しげに踊っておりました。
何故か、そこだけは昼のままでした。

この話しは音楽につながるような気がします。
私の曲に限らず、音って「聴く人の空想」とペアだと思うから。
自分でも良く解らないけれど、
いったん私から離れた音は皆さんの物。 
後は自由に「旅して」下さいな。

最後に自作曲からいくつかタイトルを挙げます。 
    
 
曲名カラ何ヲ想像サレマスカ?

「つむじが丸」
「シントラの迷宮」
「28」
「ディンドー・ダリドー」
「純真トーク・ずれていく」
「空飛ぶ黄色」
「He's A Big Uncle (でっかいおじさん)」
「白い夢」
「ぽっぽやぼり」
「ケニーダンカン伝説」
「ルナ・レーン(月の道)」 
「セミノオンダンテ」
「原始ミライ」
「BLUE LILY」
「ひとみのゆくえ」
「真夜中の生意気」
「Rising」
「赤の呪文」
「王のいない谷」
「アタラシイ雨」
「ヴェンヴェール」
「ゆるやかな滝」
「世界オカメインコ会議」←
こりゃそのまんまだろう!